直葬とはどんな葬儀なのでしょうか?
故人の意向や様々な事情により、できるだけシンプルな葬儀で見送りたい・・という方に選ばれている直葬。
直葬の流れや費用についてご紹介します。
直葬とはどんなお葬式?
直葬とは、通夜や告別式などのセレモニーを行わず、火葬のみの葬儀のことを指します。
「火葬式」とも呼ばれます。
直葬では、できる限りシンプルな葬儀の設備と、身近な家族のみで故人を見送ります。
「直葬」の読み方は?
「ちょくそう」「じきそう」のどちらの読み方が正解なのでしょうか?
基本的にはどちらも正解として良いのが現状です。
というのも、まだ「直葬」という言葉自体が比較的新しく、どちらの読み方も混在しているためです。
また、「直葬」よりも「火葬式」と呼ばれることのほうが葬儀社では多いようです。
実際のところ、直葬を選ぶ家族の割合はどのくらい?
直葬(火葬式)を選ぶ家族はどのくらいいるのでしょうか。
地域によっても全く異なりますが、都心部を中心に直葬を選ぶ家族は増加傾向にあります。
ある調査では5人に1人が直葬(火葬式)で葬儀を執り行うという報告もあります。
昔に比べ、葬儀に対する宗教概念や、家族構成、菩提寺との関係などが変わってきているため、直葬のようにできるだけシンプルな葬儀を選ぶことも一般的になってきています。
とは言え、値段などで安易に直葬を選ぶと、のちのち家族や菩提寺とのトラブルに発展するケースも・・。
世間が直葬を選ぶ割合に関わらず、ご自身の状況に応じて生前からしっかり検討しておくことが大切です。
直葬の費用はいくら?
直葬の費用は、一般葬など他の葬儀形式に比べ安く設定されています。
ほとんどの葬儀社において、最安の価格帯であることが多いです。
注意したいのは、葬儀社によってプランに含まれている内容が違うこと。
追加料金が発生する場合もあるので、直葬のセットプランの価格どおりには収まらないことも十分に考えられます。
直葬の費用は最終的にいくらになるのか、事前に費用の見積もりを依頼して比較しておくことが大切です。
また、葬儀の施行を他の葬儀社にまかせている葬儀紹介会社では、詳しい葬儀費用が事前にわからないことが多いです。
契約前に詳細な葬儀費用を提示してくれる葬儀専門会社を選ぶのをおすすめします。
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とても評判が良い葬儀専門会社なので、気軽に相談してみてください。(相談、資料請求など無料)
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直葬の場合、納骨や戒名はどうする?
直葬の場合でも、戒名をいただくことは可能です。
また、菩提寺への納骨も可能ですが、直葬に決める前に菩提寺に必ず相談しておきましょう。
通夜や告別式など、そのお寺や宗教で必要な儀式をきちんと執り行わなかったことを理由に、直葬後にいざお寺へ納骨をお願いすると断られた、というトラブルも起きています。
また、できるだけ値段を安くしたいという理由で直葬を選ぶ方も多いですが、戒名には別途金額がかかる場合がほとんどです。
選んだ葬儀社のプランに何が含まれているか、戒名はどこにお願いするかをしっかり確認しましょう。
直葬のメリット・デメリットは?
直葬のメリット・デメリット、その他の注意点などについては、直葬と同じ葬儀を指す「火葬式」のページにて詳しくご紹介しています。