小さなお葬式に無料見積もり(資料請求)を依頼してみました!
追加料金一切不要とされている「小さなお葬式」ですが、本当に格安で葬儀ができるの?
どんな見積もりが届くのでしょうか?
実際に無料見積もり(資料請求)を依頼してみました!
- 提携の葬儀社を紹介する仲介会社(葬儀専門会社ではありません)
- 火葬式など、シンプルな形の葬儀が選ばれている
- 地方の葬儀も対応している
入力にかかった時間は3分ほどで簡単。
備考欄が無いので、葬儀の希望や疑問点などが書けず残念。
資料は、郵送かメールが選べます。
※パソコンの場合、赤い丸で囲んだ「WEBで資料請求」というボタンから請求できます。
小さなお葬式からやっと資料が届いた!
小さなお葬式から、やっと資料が届きました。
かかった日数は6日。忘れた頃に届きました。
他の葬儀社は早いところでは1日もかからずに届けてくれたり、2〜3日ほどで届くことが多いので、けっこう遅い印象ですね。
なんと封筒がビリビリ・・
私だけだとは思いますが、ポストに届いたらこの状態。
封筒の一辺が半分ほども破れて中が見えてしまう態でした。えぇー、なんだこれ・・・
小さなお葬式の封筒は、他社とくらべて紙質がかなり薄かったんですよね。
だから中身が資料が重くて破れてしまったのか、はたまた郵便配達の途中に迷子になって彷徨っていたのかわかりませんが。。
(ちなみに、家のポストは小さいほうなんですが、今まで大きな封筒でもこんな状態だったことはないので、ポストに入れる際に破れたということはなさそう^^;)
中に入っているのは見積もり。つまり個人情報ですし、もし配達中に中身が飛び出していたらと思うとゾッとします。
うーん、やはり頑丈な封筒や追跡番号付きで送ってくれるような、配慮のある葬儀社のほうがいいですねー・・。
封筒の差出人は葬儀の資料だとわからない
気を取り直していきましょう。
封筒に書かれている差出人ですが、葬儀社からの資料だとわかりにくいようになっています。
「ユニクエスト・オンライン」は小さなお葬式の運営会社ですね。
葬儀の資料だとピンとくる人は少ないと思うので、この封筒を見た家族がビックリしてしまうことは少ないでしょう。
これは、他の葬儀社でも一般的な配慮ですね。
小さなお葬式の資料請求を開けてみた
小さなお葬式の資料を開けてみました!
入っていた資料はこんな感じ。
見積もりなど資料がまとめられたクリアファイル 、葬儀プランの案内冊子など
会員カードとお友達紹介ハガキ。
今回は無料見積もりのみで、葬儀の依頼をしたわけではないんですが、会員カードが入っていました。
正式に葬儀の早割を申し込みした時点で、このカードが有効になるようです。
それと、「友人にもこの資料を届けてほしい」って人は、紹介ハガキを使って紹介できるそうです。
(個人的には、まだ検討段階なのに売り込みされてるような印象が。。)
- 見積もり、斎場の提案
- 葬儀プランの案内冊子
- 有料の関連サービスの案内(お墓、相続など)
- チラシ
- 早割の会員カード
- エンディングノート など
小さなお葬式の見積もり、本当に安いの?
やっぱり気になるのが葬儀の費用ですよね。
小さなお葬式の見積もりは本当に安いのか、内訳はどうなっているのか見ていきます。
こちらが見積もりや葬儀場の提案がまとめられた資料。
見積もりの資料などがホッチキスでまとめられ、簡単な冊子になっていますよ。
資料が1枚1枚バラバラになっているような葬儀社もありますが、冊子になっていると見やすいので好印象!
見積もりは4通り。あ、でもこの金額って・・
4つの葬儀形式(一般葬、家族葬、一日葬、火葬式)で、それぞれ1枚ずつの見積もりでした。
いくつかアレンジを変えて(節約プランやアレンジプランなど)4つも選択肢を用意してくれたのかと思ったのですが・・
そうではなく、各葬儀形式の基本プランが書かれていました。
注意したいのが、見積もりの上部に大きく書かれている金額。
「葬儀に必要なものをすべて含んで」「総額」などと書かれていますが、これはあくまでも基本プランの料金です。
つまり、追加料金が発生する可能性もあるので注意です。
見積もり書には◯◯様というように名前が書かれているので、自分オリジナルの見積もりのように感じてしまいますが、実は公式ホームページなどにも書かれている基本プランの金額と全く同じ。(資料請求の利用で5000円引きが適用)
これに、追加オプションなどを付けていくので、実際は金額が変わってしまいます。
例えば・・
- 参列してくださった方には返礼品を渡したい
- 棺は少しだけ質や見栄えが良いものに入れてあげたい
- 火葬場では、待ち時間は控室で過ごしたいと思っている
などなど、
詳しいことはまだ決まっていないけれど、なんとなくイメージしている葬儀の形ってありますよね?
そういった自分がイメージしている葬儀が追加料金ナシではできないことがあるんです。
必ず内訳を確認したり、追加料金を含めた総額を確認しておきましょう。
例えば今回の見積もりがまさにその例で、料理や返礼品、火葬場の控室使用料、メイクや湯かん、なども含まれていないんですよね。
とくに返礼品や火葬場控室は利用する方がほとんどだと思いますが、金額には含まれていないので追加料金になります。
小さなお葬式、見積もりの内訳が簡単すぎてちょっと不安・・
見積もりの内訳をもう少し見ていきましょう。
プランの金額に、どんな内容が含まれているか書かれています。
他社と比較しての印象ですが、
内容が「かなりあっさり」だなぁ。という感じ。
詳しく書かれている項目もあるんですよ。
例えば
「ドライアイスは4日分で、5日分以降は追加料金」
など、どんなときに追加料金になるのかとてもわかりやすいですね。(その際の金額までは書かれていませんが・・)
気になるのは、数カ所に書かれているこんな説明。
骨壷・骨箱: 一般的なものとなります。
・・え、「一般的なもの」ってどんなの??
内訳を詳しく書いている誠実な葬儀社の場合、
棺は”桐八分棺”、骨壷は”白磁壺”となります。
などというように、「一般的」とされる物がどんな物か書いてくれています(しかも写真付きで)。
それじゃあ、骨壷は基本プランのままでいいかな、棺は少しだけ華やかなものに変えようかな、と考えられるんですよね。
でも、「一般的」のイメージはそれぞれなので、
いざ葬儀当日になって「こんなはずじゃなかった・・」と後悔することにもなりかねません。
小さなお葬式は提携の葬儀社を紹介する会社なので、実際に施行する葬儀社が「一般的」だとしている棺や骨壷が当日用意されるということでしょうね。
葬儀専門会社なら、棺や骨壷、祭壇のイメージなど、事前の打ち合わせ通りの品質で施行してくれます。
少しでも不安がある方は葬儀専門会社を検討するのがおすすめですよ。
見積もりに何が含まれていないかが書かれていない
小さなお葬式の見積もりでは、何が金額に含まれていないか、つまりどんなものが追加料金になるのかがわかりにくいです。
それに「必要なものが全て含まれている」なんて書かれたら、足りないものなんて無いと思ってしまいますよね。
さきほど上でも書きましたが、料理、返礼品、メイク、湯かんなどについて一切書かれていません。
これが足りない!と気づく方はいいですが、書かれていないんだから普通気づきませんよね・・
見積もりの下の方に追加品項目の欄がありますが、空欄です。
しかも、希望したらいくらかかるのか、見積もりの他にオプションについての説明資料もないのでわかりません。
小さなお葬式で葬儀を選ぶなら、何が含まれていないのか、事前によく確認する必要がありますね。
または、何が含まれていないのか、詳しく正直に書かれた見積もりを出してくれる誠実な葬儀社を選ぶことをおすすめします。
どんな祭壇になるか、当日になってみないとわからない
祭壇の仕上がりについても、葬儀紹介会社ならではの弱点が。
例えば、見積もりに書いてあるこの説明。
「二段式生花祭壇・供花一対:幅2m・2段式の生花祭壇と供花一対です」
とあります。
この説明文を見て、イメージできますか?
一見詳しく書かれているように感じますが、写真も無いですし、どんな形なのか、ボリュームは十分なのか、など全く想像できませんよね。実際に施行するのは委託先の葬儀社なので、どんな祭壇に仕上がるのかは当日担当する葬儀社次第。
これも、葬儀専門会社であれば、事前に写真などを見ながら、本人のイメージに合わせてどれにしようか決められたり、ボリュームを増やして華やかにしたり。イメージ通りの祭壇が出来上がります。
祭壇って、葬儀のイメージが決まる大事なものですからね。
その人らしい良い葬儀だったね、と言われるような祭壇にしたいものですね。
セットプランだから料金は安くならない
ちなみに、小さなお葬式のプランはセット料金なので、不要な項目を削除しても金額は安くなりません。
基本プランに含まれているものだけでいいんだ、
料理や返礼品なし、祭壇も何でもいいんだ、という方、
絶対にプランをアレンジしないという方は安くおさまるかもしれないので、検討すると良いですね。
- 返礼品は用意したい
- 不要なものは減らして節約したい
- どんな祭壇に仕上がるのか事前にイメージを知っておきたい
格安葬儀社と比べ、比較的価格が安くなったり、しかも質の良い葬儀ができますよ。
とにかく、5社ほどは見積もりを取り寄せて比較してみることが大切です。
葬儀場の提案数が多い
葬儀場は、全部で10箇所も提案してくれました。
これだけあれば、良いところが見つかりそう!
・・ただし、実際に参考になった数は6箇所でした。
斎場それぞれに詳細がついているんですが、外観や室内の写真がついていてわかりやすい斎場もあれば、地図だけしか書かれていない所もあったからです。
ここ↓なんかはイメージ画像だけですね^^;
実際の建物とは全くの別物らしいです。
どうやら、近場の葬儀社から10箇所を並べて、一覧にしてくれている模様。
斎場の規模によっては、一般葬(参列者100名ほど)のような大きな規模の葬儀ができないことがあるので、要注意です。
せめて資料請求の際に家族葬なのか一般葬なのかなど要望の聞き取りがあれば、もっとぴったりの斎場を提案してくれると思うのですが。
参列者に高齢の方が多い場合はバリアフリーの斎場や、
他の家族に気兼ねなく葬儀が行える1日1組限定の斎場を紹介してくれる葬儀社もあります。
どんな葬儀をしたいかを汲み取ってくれ、それにあった斎場を提案してくれる葬儀社にお願いすると失敗しませんよ。
見積もりや斎場の資料をまとめた冊子をご紹介しました。
この冊子の大半が10箇所の斎場案内だったので、見積もりの資料は4枚だけ、それ以外は簡単な葬儀の流れが1ページだけ。
中身の満足度は正直あまりよくありませんでした。
どんなオプションが必要で最終的にいくらになるのか、もっと知りたかったですね。
案内パンフレットの内容はこんな感じ
それでは、案内の冊子はどんな内容かというと・・
冊子の半分は法要や永代供養、仏壇など、関連サービスの案内でした。
まずは葬儀の準備をしたいので、いま見たいのは関連サービスではなく葬儀プランの詳細。
残りの半分が、肝心な葬儀プランの案内でしたよ。
写真が比較的多くて見やすいです。
ですが、やっぱり含まれていないものが書かれていないし、オプション料金が詳しく書かれているページもありません。
一番下にはこんな注意書きも。
「※物品・サービスはイメージです。ご対応地域により内容は異なる場合がございます。」
・・やっぱり実際は当日になってみないとわからないんですね。
冊子はしっかりした紙質で好感を持っていただけに、内容は葬儀についての情報が少ないし、仏壇や関連サービスの売り込みが強くてちょっとガッカリしてしまいました。
もう少し葬儀プランについて知りたい人は、電話相談するしかなさそうです。
エンディングノート
小さなお葬式の資料請求には、エンディングノートが1冊付いていましたよ。
ご本人が終活に前向きな場合は便利で良いですね。
預貯金や個人情報などを書き込めるようになっています。
書き込んだら、必要以上に人には見せないように、管理には十分注意が必要ですね。
ちなみに、私の場合、父本人には葬儀準備のことをまだ内緒にしているので、エンディングノートなんて渡せません。。
心配な方ご本人が葬儀準備に抵抗なければ、活用できますね。
小さなお葬式の無料見積もり・資料請求まとめ
基本プランに何が含まれているかしっかり確認して、本当にその内容だけで納得した方には良いかもしれませんね。
他の葬儀社も見積もりをしてみて、比較検討は必須だと感じます。
良い口コミもあるので、検討してみる価値はアリ!
でも他社からも無料見積もりを取り寄せて、必ず比較してから決めるのがおすすめです!
- 資料到着まで時間がかかる
- 見積もりは基本プランの料金のため、実際の料金はわからない
- オプションの料金などは記載がないので、確認が必要
- 斎場の提案数が多い
- ちょっと売り込みが強い
合わせて資料請求しておきたい優良葬儀社は?
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葬儀社選びに失敗しないためには、少なくとも5社ほどは見積もりを取り寄せて比較しておくことが大切!
しかもすべて無料なので、まだの方は合わせて資料を取り寄せておきましょう。
どんな見積もりが届くのか、参考にしてみてください!