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イオンのお葬式の評判はどうなのでしょうか?
イオンのお葬式でかかる費用、葬儀プラン、口コミや評判を検証しました!
イオンのお葬式とは?
イオンのお葬式とは、イオンライフ株式会社が運営している葬儀事業です。
イオンライフはイオングループの会社のひとつで、終活全般のシニア支援サービス事業を行っています。
イオンのお葬式では、地域の葬儀社と提携を結び、特約店として認定しています。イオンのお葬式へ葬儀を依頼すると、提携の特約店葬儀社が紹介され、実際にはその特約店葬儀社が葬儀を執り行います。
イオンのお葬式の特徴
イオンのお葬式は葬儀専門の会社ではありません。そのため、イオンが葬儀を施工するわけではありません。実際に葬儀を施工するのは、各地域の特約店葬儀社となります。
また、そのときに予定が空いている特約店葬儀社と斎場を利用するため、比較的価格の安い葬儀プランが用意されています。
イオンのお葬式で大切にされている企業理念は「お客様第一」。
イオンのお葬式の特約店
イオンのお葬式では、地域の葬儀社を特約店として認定し、提携を結んでいます。特約店の数は全国でおよそ600社。
また特約店葬儀社には一定の条件があり、まずはイオンライフが定めた140項目の品質基準の研修を受けることが必要になります。さらに「故人を敬い心をこめてお世話すること」「明瞭価格を提案すること」「思い出に残るお葬式になるよう努力すること」が求められます。
ただし、特約店によって対応の丁寧さが異なるようです。良い口コミもある一方で、紹介された葬儀社の担当者の対応が非常に悪かったという口コミも見られます。「イオンだから安心」とはじめから決めるのではなく、必ず他の葬儀社とも比較して決めるようにしましょう。
イオンのお葬式にかかる費用は
イオンのお葬式では、各地域の特約店葬儀社が施工しますが、プランの価格はイオンライフが定めた金額で対応されます。どの特約店葬儀社であっても、イオンのお葬式を通して依頼すれば、イオンのお葬式のプラン価格が適用されるということですね。
イオンのお葬式の特約店が提示した見積書は、イオンライフがチェックしています。
見積書をイオンライフがチェックしているというのは安心できるポイントですね。
ただ、納得できる説明もないままオプション料金が加算されたりしていないか、ご自身でもしっかり確認することは必須です。
イオンのお葬式の支払いとWAONポイント
イオンのお葬式では、イオンカードを利用して支払いができます。
また、イオンといえば電子マネーWAON(ワオン)が知られていますが、イオンのお葬式では一定額のWAONポイントが進呈されます。
申し込み時期によって詳細は変更される可能性がありますが、調査時点では葬儀後に申し込み用紙を送付すると、5,000 WAONポイントが付与されます。
WAONポイントカードや、電子マネーWAONカードを利用している方は5000円分お得になるということですね。
イオンのお葬式の葬儀プラン
イオンのお葬式では、基本のセットプランが6つ用意されています。
イオンのお葬式で選べる葬儀プラン
- 火葬式
- 一日葬
- 夕刻一日葬
- 家族葬
- 身内葬
- 一般葬
イオンのお葬式で実際にかかる費用は、基本セットプランの他に、希望のオプション料金を追加したり、お布施などが必要となります。
オプション料金の代表的な例はこのようなものです。
・おもてなしのお料理(セットプランに含まれていません)
・返礼品(セットプランに含まれていません)
・お体の搬送(セットプランには50kmまでの料金が含まれているため、それ以上の距離になる場合)
搬送料金は、逝去された場所、ご安置の場所、斎場、火葬場があまり遠く離れていない場所であれば追加料金はかかりません。お料理や返礼品に関しては、オプションとして追加するケースが多いでしょう。
イオンのお葬式に追加料金はかかる?
イオンのお葬式では、以前は「追加料金不要」とされていました。しかし実際には追加料金がかかる場合があることがわかり、イオンのお葬式は2017年12月に消費者庁より措置命令を受けました。この措置命令を受け、追加料金不要の表示はされなくなりました。
実際、イオンのお葬式では葬儀プランに含まれていないものは追加料金がかかります。
食事、返礼品、お布施の金額は葬儀プランに含まれていないので、別途必要になります。その他にも、お花を増やしたり、追加料金がかかることがあります。
ほとんどの場合において、基本プランに追加料金が必要になるので、念頭においておきましょう。基本プランの料金だけを見て判断してしまうと、予想外の金額になる可能性があります。
イオンのお葬式のお布施は
イオンのお葬式のセットプランにはお布施の金額は含まれていません。
菩提寺がある方の場合は、お布施の金額は地域や戒名の種類、お寺のお考えによって異なります。親族の方や直接お寺に相談して決めるとよいでしょう。
お寺とのお付き合いが無い場合は、葬儀社または葬儀紹介会社に寺院を紹介してもらうのが一般的です。
イオンのお葬式でも同様に寺院の紹介をしてもらえますが、その場合に限りお布施の金額の目安が公開されています。
イオンのお葬式で寺院を紹介してもらった場合のお布施の金額は45000円が目安とされています。またこのお布施の金額は、普通戒名を選んだ場合です。
イオンのお葬式に措置命令
イオンのお葬式は、2017年12月22日にて、消費者庁より景品表示法の規定に基づく措置命令を受けました。
イオンのお葬式のプランについて、「追加料金不要」と表示していたにもかかわらず、実際は場合によって追加料金が必要になると判明したためです。消費者に誤認される表示であるとされ、景品表示法に違反していると指摘されました。
措置命令を受け、イオンのお葬式では「追加料金不要」の表示を取りやめています。
葬儀の基本プランに何が含まれていて、何が追加料金となるのか、事前によく確認することが大切です。
イオンのお葬式の評価・評判は
イオンがお葬式事業をしているとは知らなかったという声も聞かれますが、イオンのお葬式は、やはりイオン自体の認知度が高いため、検討してみる方は多いようです。
ただ、消費者庁の措置命令を受けたことにより、信頼度はガクンと下がったと感じます。どの葬儀社を選んだらよいのかわからず迷った末に、「まぁ、あのイオンなら大丈夫だろう」と信じて契約した人も多かったことでしょう。
しかし措置命令を受けて、現在イオンのお葬式は顧客視点でわかりやすい表示へ改善するように努力が見られるので、他の葬儀社と合わせて資料を取り寄せてみても良いでしょう。
イオンのお葬式に限らずどの葬儀社を選ぶときも同様ですが、必ず複数の葬儀社を比較して検討するようにしましょう。
イオンのお葬式の口コミ
イオンのお葬式の費用の口コミ
イオンのお葬式の費用についての口コミでは、このような良い口コミが見られました。
- 小ぢんまりとした家族葬だったが、リーズナブルな費用のわりに満足度は高かった
- 安いプランでも、丁寧に対応してくれた
- 明朗会計だった
イオンのお葬式の費用についての悪い口コミとしては、こんな口コミも。
- お化粧がプランに含まれておらず、その場で突然提案されオプション料金がかかった。有料とは知らず、事前に説明が足りなかった
- カード払いができると記載されているのにもかかわらず、紹介された葬儀社からカード払いを断られた
イオンのお葬式のサービスの口コミ
イオンのお葬式のサービスについての口コミでは、
- 最初の電話の問い合わせから丁寧だった
- 紹介された葬儀社の担当者の対応が丁寧だった
という良い口コミが見られました。
イオンのお葬式は提携している特約店葬儀社を紹介されますが、イオンライフと特約店との連携が取れていないことによる悪い口コミも目立ちました。
- 「イオンのお葬式のプランだから」と言われ、紹介された葬儀社に希望を伝えても全く融通がきかない
- 紹介された葬儀社に金額を確認したら、「イオンのコールセンターで案内されている料金は超えないと思う」と曖昧な返答で、具体的な金額は回答してもらえなかった
その他にも、位牌の色がすぐに剥がれてしまったので相談したが対応を断られたという口コミも。イオンライフと特約店の連携不足や、アフターフォローがあまり整っていない印象を受けますね。
イオンのお葬式では、そのときに空いている特約店葬儀社と斎場を使用します。だからこそ基本プランが比較的安い値段設定となっているのですが、こんなはずじゃなかった・・と後悔する意外な口コミもあります。
- 安置場所がとても不便な場所だった
- 利用できる斎場があまり選べない
イオンのお葬式の口コミや評判の特徴
イオンのお葬式の口コミや評判を調べていくと、費用については満足したという良い口コミと、費用の説明が足りなかったという悪い口コミが見られました。
イオンのお葬式のサービスや品質については、やはり葬儀専門会社ではないので、紹介先の特約店葬儀社によって当たり外れがあるようです。
最も気になるのは、イオンライフと特約店葬儀社との連携不足による悪い口コミ。こちらの要望が伝わらなかったり、もし何かあった場合にたらい回しにされて対応してくれないのでは、安心して任せられませんよね。
とは言え、イオンのお葬式は消費者庁からの措置命令を受けた後はとくに、明朗会計を意識して改善が見られますし、ほかの葬儀社と合わせて比較検討してみるのも良いでしょう。
葬儀社選びで失敗しないポイント
イオンのお葬式だけではなくどの葬儀社を選ぶときもそうですが、はじめから1社のみに決めてしまうのは避けましょう。見積書やサービス内容を見て、複数の葬儀社を比較することが大切です。
葬儀を少しでも検討しはじめたら、3〜5社の葬儀社へ資料請求をすることからはじめましょう。
必ず検討しておきたい葬儀社ランキングトップ3は下記の記事でご紹介しています。
無料で見積もりを取り寄せられるので、費用やサービスを比較してみてください。