「家から近い斎場でお葬式をしたい!」
「もしものときにはあの斎場で葬儀をしたいけれど、どうすれば予約できるんだろう?」
斎場さがしを始めたばかりの方、始めようと思っている方のために、斎場・葬儀場の空き情報を確認する方法、予約をする方法をご紹介します。
斎場・葬儀場は葬儀社を通して予約する
斎場や葬儀場の予約は、葬儀社を通して行います。
喪主となる方は、葬儀社へ連絡して斎場予約の手続きをしてもらいます。個人が直接その斎場へ連絡しても、基本的には予約できませんので注意が必要です。
空き状況の確認をしたいときも同じ。喪主となる方は葬儀社に連絡して、斎場の空き状況を確認してもらいましょう。
斎場の空き確認・予約までの流れ
斎場は、いつから検討し始めて、いつ予約をするべきなのでしょうか。
空き状況の確認から予約まで、その手順をご紹介します。
1.生前に葬儀社へ相談し、斎場を探しておく
まずは生前のうちに葬儀社へ相談し、斎場探しを始めましょう。
あなたの希望に合った斎場を探して、くわしい資料をもらうことができます。
郵送での資料請求もできますが、疑問や質問にすぐに答えてもらえる電話相談が便利です。
はじめて斎場探しをする方
葬儀社に希望の条件を伝えて、斎場をいくつか提案してもらいましょう。
例えば、自宅から近い斎場、使用料金の安い斎場、新しくてキレイな斎場など、ご家族の希望を伝えるとスムーズです。
希望の斎場が決まっている方
「○○駅の近くにある○○斎場を使いたい!」と、すでに特定の斎場が決まっている方は、葬儀社に連絡してその斎場が使用できるかを確認しておきます。設備や使用料金もチェックしておきましょう。
あらかじめ斎場を決めておくと、もしものときにはすぐに葬儀社に連絡して予約をおさえてもらうことができます。人気の斎場はすぐに予約が埋まってしまうこともあるので、必ず生前のうちに斎場選びをしておきましょう。
2.ご逝去後、すぐに葬儀社を通して斎場を予約する
残念ながらご臨終を迎えたら、ご家族はすみやかに葬儀社へ電話連絡します。
生前のうちに決めておいた斎場の、最新の空き状況を確認してもらいましょう。
ご逝去から葬儀までの日数は、2〜3日が目安。ご家族、宗教者(お坊さんなど)のご都合、六曜、火葬場の空き状況にもよりますが、希望の日が空いていれば斎場の予約をしてもらいます。
3.斎場の予約が空いていなかったら
希望する斎場の予約が埋まっている場合は、日にちを変えるか、他の斎場を探すことになります。
日にちを変える
日にちを先に伸ばすとご安置する日数も長くなるため、安置施設の使用料金がかさんだり、追加のドライアイス費用がかかることがあります。
他の斎場を探す
他の斎場を検討するときは、似た条件の斎場を葬儀社に紹介してもらいましょう。
希望する斎場の予約が取れなくても焦ってしまわないように、生前のうちからいくつか候補を考えておくと安心です。
また、葬儀社によって利用できる斎場の数が異なります。提携している斎場の数が多い葬儀社を選んでおくのもおすすめ。
地域別!斎場の相談・予約ができるおすすめ葬儀社
お住まいの地域で、斎場の空き状況の確認、相談、予約ができるおすすめ葬儀社はこちらです。
いずれも電話相談や資料請求が無料。どんな斎場が使えるのか、使用料金はいくらなのか、生前のうちに相談しておきましょう。
関東エリアの斎場さがし
お葬式のむすびす(旧・葬儀社アーバンフューネス)
NHKガイアの夜明けでも紹介された葬儀の専門会社。首都圏でのご葬儀におすすめ。
提携している斎場の数が多く、希望の条件にあった斎場が見つかりやすい葬儀社です。ハイ・サービス日本300選にも選出。
関東エリアの斎場さがしなら、まずこちらへ
お葬式のむすびすは業務委託せず丁寧なサービスをすべて自社で行う葬儀の専門会社。そのため、対応地域は東京・神奈川・埼玉・千葉のみに限られてしまいますが、この地域にお住まいの方はこちらの葬儀社に相談すれば間違いないでしょう。
斎場の相談、空き状況の確認、予約はもちろん、葬儀そのものの質も高いのですべてを安心して任せることができます。
お迎えまでのスピードが早い
こちらの葬儀社は、ご逝去されてからお迎えまでのスピードが早いのも特徴。
たとえば病院でご逝去された場合、ご家族の連絡から最短30分でお迎えに来てもらうことができ、スムーズにご安置の場所(ご自宅など)まで搬送してもらうことができます。
まだ葬儀社を決めていないという方は、搬送だけでも依頼できます。
おすすめの地域: 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県
全国(関東エリア以外)の斎場さがし
よりそうお葬式
提携する葬儀社を紹介し、仲介してくれるサービス。
全国に使用できる斎場があるので、地方でのご葬儀におすすめです。
全国に提携斎場あり。空いている斎場が使用可能
原則そのときに空いている斎場と葬儀社を使用するため、ご家族の希望する斎場が利用できない可能性も。希望の斎場が使えるか、事前に相談しておきましょう。
斎場の追加料金をチェック
こちらの葬儀社では、民営火葬場を利用すると6万円、民営斎場を利用すると最大19万円の追加料金が別途かかるなど、選ぶ斎場と火葬場によっては注意が必要になります。
例えば、東京23区では民営火葬場が多いので、ほとんどの場合追加料金が発生することに。
それでもやはり、地方でも葬儀社探し、斎場探しができるのは助かります。
東京・神奈川・埼玉・千葉以外の地域での斎場探しなら、いちど相談してみると良いでしょう。
おすすめの地域: 全国(東京都・神奈川・埼玉・千葉を除く)
斎場を自分で予約することはできないの?
葬儀社を通さず、個人が直接斎場に連絡して予約できるケースはほとんどなく、現実的ではありません。
斎場側としても、葬儀社を介して予約してもらうことを前提としているため、個人が直接予約するのは特別なケースとされます。
個人でも予約OKの斎場もあるけれど・・・
実際、個人からの予約を受け付けている斎場や火葬場はほとんどありません。
予約できる場合でも、棺や霊柩車を手配したり、搬送や納棺も葬儀社の手を借りずに全て自分で用意することが条件とされていることも。もちろん、斎場の職員も手伝ってはくれませんので、やはり難しいと言えるでしょう。
葬儀社を通せば、手続きも安心
斎場によって予約方法が異なるのも、個人での手続きが難しい理由。電話で仮予約をしたり、必要書類に記入してFAXしたり、直接斎場へ出向いて手続きや現金払いが必要な斎場もあります。
もちろん葬儀社を通せば、こういった手続きもすべて代行してくれるので心配ありません。
そこまでして自分で予約したい方はいないとは思いますが、よほど特別なご事情がないかぎり、斎場や火葬場の予約は葬儀社におまかせしましょう。
斎場、火葬場の休業日
お葬式は、斎場や火葬場の休業日を避けて行います。
火葬場は友引が休業日
火葬場がお休みの日に告別式を行っても火葬ができません。そのため、斎場は火葬場が空いている日に合わせて予約することになります。
一般的に、多くの火葬場が友引の日をお休みとしています。
斎場・葬儀場は友引も利用できるところも
斎場の休業日はそれぞれ異なり、公営斎場・民営斎場いずれも決まりはありません。
年末年始のみが休館日とし、その他は毎日開館している斎場もあれば、火葬場に合わせて友引を休業日としている斎場もあります。
なお、友引は葬儀ができないというイメージをお持ちの方もいますが、実はお通夜なら可能です。
仏式のご葬儀の場合、友引の日に行わないのは告別式と火葬のみ。お通夜は友引でも行うことができます。
斎場の休業日やマナーは、葬儀社に教えてもらえる
「友引に火葬は行わない」といった、宗教によっても異なるしきたりやマナー。よくわからないという方も、葬儀社がアドバイスしてくれるので基本的には心配ありません。
斎場の休業日もふまえてお葬式のスケジュールを提案してもらえるので、まずは葬儀社に相談してしまうのが正解です。
まとめ 斎場さがし・斎場予約のポイント
斎場の空き情報を確認する方法、予約する方法をご紹介しました。
ご紹介したとおり、「あの斎場を利用したい」という希望がある方も、これから斎場探しをはじめる方も、まずは葬儀社へ相談します。
斎場に直接問い合わせても、「葬儀社を通してください」と断られてしまうだけなので注意してくださいね。
斎場さがしのポイントまとめ
- 斎場の空き状況は葬儀社に聞く
- 斎場の予約も、葬儀社を通して行う
- 斎場さがしは生前から始めて、候補を決めておく
葬儀社の対応もチェック!
お葬式準備には、斎場さがしだけでなく「葬儀社さがし」も必要になります。
斎場について葬儀社に相談する際には、「この葬儀社は信頼できそうかな?」と、対応をチェックしてみてみると良いですよ。
斎場・葬儀場さがしは生前から始めよう
斎場えらびは、お住まいの地域(ご葬儀を予定している地域)のおすすめ葬儀社へ、まず相談することから始めます。
もしものときに良い斎場が見つからない!なんて焦ってしまわないように、生前から条件に合った斎場を見つけておいてくださいね。
どの斎場がおすすめ?
自宅から近い斎場は予約できる?
使用料金が安い斎場はどこ?
といったように質問して、良い条件の斎場を探してもらいましょう。